老朽化によりボロボロになった手摺の改修工事 (大阪市天王寺区)
物件住所:大阪市天王寺区
工事期間:平成26年5月(2週間程度)
主な施工内容:手摺改修工事(補強工事)
鉄部部分の敵は錆
防水工事の最中に、手摺部分が老朽化していて怖いとのことで急遽、現地にて調査いたしました。
調査の結果、手摺は錆による腐食が進んでおり、穴まで空いている状態でした。このままでは手摺が腐り落ちそうなので、どうにか直して欲しいとのことでご依頼を頂きました。
雨水による錆によって下の写真のようになるなんて、怖いですね。また、安全の為に設置されている手摺なので、一刻もはやく安全な状態にする必要があります。
今回の工事では、手摺内部に雨水が流れ込んでいる状態でしたので、雨水の侵入ルートを防ぎ、錆により腐食し、穴が空いている部分の補強の後、手摺全体の塗装をするために次のような工程にて改修いたしました。
1 錆を撤去するための研磨作業
2 錆止めの為のエポキシ錆止め材塗布
3 鉄板を貼り付けての手摺腐食部補強作業
4 ポリエステルパテによる腐食部成形作業
5 ウレタン樹脂2回塗り
▼手摺改修工事完了▼
錆の進行を放っておくと、鉄部が腐食し→穴が空き→厚みがなくなり→鉄の強度が保たれないようになります。さらに雨が降ると錆汁が流れ他の部分にも錆が進行してしまいます。ただ単に錆止め塗装するだけではなく、錆の原因部分をしっかり処置する事が重要です。それをしないと又すぐに錆は発生します。
「心配事がなくなり安心しました」とのお言葉をいただきました。
こちらもお客様の心配事を一つでも解決できて、嬉しく思います。
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