建築用語集(ま行)
みなし道路(みなしどうろ)
幅が4m未満の道路であって、建築基準法第42条第2項の規定により、道路であるものと「みなす」ことにされた道路のこと。 その法律の条項の名称を取って「2項道路」と呼ばれることが多い。 みなし道路に面している土地については、 つづきを読む
水磨き (みずみがき)
石材表面仕上げの一種で本磨き仕上げ前の状態。 本磨きと同様にダイヤモンド砥石で石の表面を研磨していく表面処理方法。 うっすらと艶が出た仕上がりで、軟らかい雰囲気が出るが、 ある程度の吸込みやザラツキがあるため、 汚れが付 つづきを読む
面木 (めんぎ)
コンクリートを打設するときに、コンクリートの欠損を減らし、見た目を良くするために型枠の入り隅に入れる三角形の部材のこと。 かつては木材から切り出していたので、面の木で面木と呼ばれている。現在では発砲プラスチック製で、さま つづきを読む
無垢材 (むくざい)
合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材のこと。 割れやひびなどが入る場合もありますが、天然木(てんねんぼく)本来の風合いを持ち、室内の湿度を調整する働きがあります。 「正物 つづきを読む
目透かし天井 (めすかしてんじょう)
和室の天井の仕上げ方の一種で、 天井板をぴったり継ぎ合わさないで、板と板の継ぎ目にすき間をあけて張る方法のことをいいます。 『目透かし張り』とも『打ち上げ天井』ともいいいます。 和室の天井では つづきを読む
枕棚 (まくらだな)
クローゼットや押入などの内の上部に取り付けられた奥行の浅い棚のことです。 言葉通り、本来は枕を置くための棚だったようです。 位置的には同じでも、押し入れの上の天袋では、物の出し入れが大変で、収納したものを忘れがちですが、 つづきを読む
見切り縁 (みきりぶち)
まわり縁や幅木など、見切りに取り付ける部材のこと。 材料のはしっこ部分を仕上げるためのもので、異なる材料同士の取り合いの部分を飾ったり、それぞれの建材の収まりの悪い部分を隠したりする役割があります。
廻り縁 (まわりぶち)
壁と天井の取り合い部に用いられる見切り材のこと。 室内を水平に一周する部材。 天井は板状の材料を使い、壁は塗り壁かクロス貼りになることが多いので両者の取り合いを調整する時に用いる。
水盛り (みずも_)
測量の作業において基準となる水平面を決めたり、高低差を測る水準測量のこと。 また、建物の水平を決める作業のこと。 江戸時代の測量では、角材の一面に掘った長い溝の中に水を注いで水平基準面を定めていました。 最 つづきを読む
木毛セメント板 (もくもう_ばん)
木毛セメント板とは、リボン状に細長く削り出した木材をセメントペーストで圧縮成型した建材です。 柔軟性と吸音性に優れ、特殊な屋根形状にも対応できる準不燃建材です。 【関連語】 木片セメント板
木片セメント板 (もくへん_ばん)
薬品処理された比較的短い木片とセメントを混練圧縮成型したボード状のものです。 製品の密度により普通木片セメント板と硬質木片セメント板があります。 木片セメント板は耐火の野地板として、屋根の下地やバルコニーの つづきを読む
窓台 (まどだい)
まぐさの対となる、 窓の下部の横架材を「窓台」と呼びます。 また外部サッシなどが取り付く開口部下端の横部材のこと。