2014年11月27日

鉄工所内 鉄部塗装改修工事の事例


塗装工事期間:平成26年7月(約30日間)

施工内容:鉄部の塗装工事(柱・梁(ハリ)・キャットウォーク・手摺等)、油分除去工事、研磨作業 他

関連業者:塗装工事業者

敵は鉄!塗装・油分除去・研磨による補強工事で工場をよみがえらせる

お客様より、鉄鋼工場内の補強鉄部強化依頼。今回の敵は数十年使い込まれた「鉄」です。

「鉄」は熱の伝導率が良く、強い熱にも耐えられるといった良い性質を持っているのですが、油なじみが悪く、錆びやすいといった悪い性質もあります。

鉄工所という特性上、油はとても大事な必須道具。つまり常に油汚れと隣り合わせの作業場なんです。長年の油汚れが無数の鉄製柱や手摺の裏にこびりつき、工場の作業効率を下げること(つまり作業の妨げ)に繋がります。さらに、塗膜のはがれが目立ち機材はもちろん、前述のとおり、鉄という性質上、サビが致命的な劣化に繋がることも考えられます。

今回のご依頼に基づき、ご提案させていた内容は主に以下の3つ。お客様も快く受け止めていただき、作業の妨げにならないよう時間をかけて工事を行いました。

・鉄部の塗装工事

・油分除去工事

・研磨作業

お客様のご好意により、事前の無料調査にお時間を使わせて頂けたので、細かい現状を把握することができており、効率のよい施工を行うことが出来ました。塗装現場の写真を撮らせていただきましたので、ぜひ御覧ください。

塗装工事前

油等が原因で汚れが付着、全体が黒くなっていることがわかります。
施工前④

鉄部の錆や旧塗膜の剥がれがおわかりいただけると思います。頑固な錆、油汚れを電動工具を用いてのケレン研磨にて取り除きます。

施工前③

柱梁施工前②

油や汚れの付着を取り除く下地処理

特に旧塗膜の剥がれが目立つ部分や、油汚れが酷いところは、電動工具などを用い徹底的に油分を除去。これは下地処理と言われる作業で、これを徹底して行わないと、せっかくの塗装がすぐに台無しになってしまいます。これは塗装業者として凄く重要な作業なんです。

柱梁施工前①

塗膜の剥落が錆となり扉の強度を弱めることも

仕切り壁施工前①

主な塗装工事の流れ

今回の工事では、

拭き取り及び電動工具による油分除去(下地処理)→

研磨清掃(下地処理)→

2液性エポキシ錆止め2回塗り→

研磨→

2液性ポリウレタン樹脂2回塗り

という工事を行いました。※錆止めは塗料の性質によって2度塗り対応するといった施工法の工夫が大切なんです。

錆の発生を防ぐために強力な錆止め材を2回塗り、既存塗装面に密着。上塗りは油汚れが軽減できるように耐変色性、耐薬品性、耐光性、耐防食性を含んだ塗料を2回塗り、仕上げました。

塗装工事後

御覧ください。塗装前の写真と見比べていただくと一目瞭然。工場全体が綺麗になり明るくなりました!

施工前

↑塗装前

塗装工事後

↑塗装後

柱梁施工前①

↑塗装前

施工後

↑塗装後

施工後

施工後2

施工後5

塗装工事は、現場の状況に合わせた施工方法や塗料の選択、そして研磨から塗装に至るまでに作業工程は当然ながら、実は工程終了後の最終チェックがとても重要なんです。

私どもシュウケン工業株式会社では、工事終了後、施工完了報告書をお見せしながら行った工事の報告を行うとともに、塗料の変色や欠陥に対する保証書をお渡ししております。これは工事終了後も安心していただくことが大きな目的。当然、これに恥じない「手を抜かない作業」を行っていることをご理解頂くための証でもあります。当社が手掛けた工事で、工場が少しでも長く綺麗な状態を保てることを願っています。

塗装工事保証書※この保証書は、当工事の保証書ではなくサンプルです。

工事終了後。お客様に「丁寧に工事をしてくれてありがとう!」と言っていただく事ができました。

こちらこそ、このたびは工事のご依頼をいただきありがとうございました。今後共どうぞよろしくお願いいたします。

 

ご相談・お見積りは無料です。お気軽にお問合せください。


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