戸建てバルコニー修繕工事 (兵庫県川西市)
物件住所:兵庫県川西市
工事期間:平成27年10月 (1周間)
工事内容:バルコニー修繕工事
関連工事:下地補修工事・シーリング工事・塗装工事
戸建てバルコニー修繕工事 現地調査
以前、全面改修工事を請け負わせて頂いたお客様より、
「壁が膨らんでいるから見に来てほしい。」とご連絡いただきました。
; ̄ロ ̄)!!
ま、まさか前回の工事の際に何か不具合があったのでは・・・・・・・・・・・?
と少しだけ心配しつつ現場調査に伺いました。
▲バルコニー修繕工事 現地調査▲
このように、バルコニーの底面や側面がたしかに膨れていました。業界用語で言うところの『塗膜の浮き・下地の浮き』っていうやつですね。
原因は様々考えられるのですが、何かしらの水分が影響していると考えられます。そこで、あれこれ調査した所、ちょうど膨れのある上の部分の手摺のカバーが変形しているのを発見。
カバーを外してみると・・・・・
▲バルコニー修繕工事 雨水浸入経路▲
手摺の柱に雨水が浸入。
↓
バルコニー土間の躯体に雨水が入る。
↓
結果、塗膜・下地が浮いてしまう。
という状況になっていました。
前回工事の影響ではないことに少しだけ(´▽`) ホッっとしました。
しかーし、このまま放っておいては危険ですので、早急に修繕方法を、もちろん最善な修繕方法を考えて、施工することとなりました。
それは、原因となっている雨水の侵入経路を絶ち、現象のあった膨れ上がった塗膜の修繕をすることです。
戸建てバルコニー修繕工事 手摺部修繕
雨水の浸入が原因でしたので、雨水の浸入の元を断たないといけません。まず、侵入口となっている手摺のカバー部分を修繕します。
▼手摺部分修繕工事 カバー撤去▼
▼手摺部分修繕工事 シーリング1回目▼
▼手摺部分修繕工事 シーリング2回目▼
▼手摺部分修繕工事 シーリングヘラ押え▼
▼手摺部分修繕工事 シーリング仕上げ完了▼
▼手摺部分修繕工事 カバー復旧▼
▼手摺部分修繕工事 カバー部分養生▼
▼手摺部分修繕工事 カバーつなぎ目シーリング▼
これで、雨水の浸入経路はシャットアウトされました。(v^ー°) ヤッタネ
戸建てバルコニー修繕工事 壁浮き部下地補修
次に見た目に分かる、塗膜・下地の浮きの修繕開始です。
▼バルコニー 塗膜・下地浮き部 現状▼
塗膜・下地の浮きを撤去した後、撤去部に樹脂モルタルにて壁を成形する下地補修をします。
1. 塗膜・下地の浮き撤去
▲バルコニー壁 塗膜浮き撤去▲
▼バルコニー壁 下地浮き撤去▼
▼バルコニー壁 下地浮き撤去状況▼
▼バルコニー壁 浮き部撤去状況▼
2. 撤去部樹脂モルタル成形
▼バルコニー壁 樹脂モルタル成形▼
▼バルコニー壁 樹脂モルタル成形▼
▲バルコニー壁 下地補修完了▲
戸建てバルコニー修繕工事 塗装工事
1 塗装工事 下塗りシーラー
2 塗装工事 微弾性フィラーパターン付け
3 塗装工事 トップ2回塗り(現地にて調色)
▼バルコニー壁 トップコート塗布1回目▼
▼バルコニー壁 トップコート塗布2回目▼
▼バルコニー壁 塗装完了▼
▼バルコニー 手摺カバー塗装完了▼
雨水の浸入口はこのように2回のシールと繋ぎ目のシール、さらにその上から塗装を施しているのでもう安心です。
( ̄ー ̄)bグッジョブ!
戸建てバルコニー修繕工事
今回のような工事は、目に見える現象としては壁の膨らみでしたが、その膨らみ部分だけを修繕しても、またすぐに同じことを繰り返してしまいます。
根本的な原因を突き止めて適確にその部位の修繕工事をするには、これまでの経験や実績がないと出来ない作業です。
どんなに簡単な修繕工事でも、その施工方法は無数にありますので、その中から最適な工事を導き出すことが重要であり、
それをすることが当社、大阪の城東区にあるシュウケン工業の仕事です。