高速道路凍結防止剤貯蓄タンク塗装 (兵庫県川西市)
物件住所:兵庫県川西市
工事期間:平成25年2月~3月 (約3週間程度)
工事内容:タンク塗装工事
関連工事:足場仮設工事・塗装工事
今回ご紹介する工事実績は、高速道路下に設置されています、凍結防止剤を貯蓄しておくタンクの塗装工事です。
作業の工程としましては、主に
足場組立→研磨・素地調整→塗装(低汚染型セラミック変性ウレタン2回塗り)→足場解体
です。
塗装工事でご迷惑をかけてはいけません。
近隣には住宅街がありますので、粉塵・音・塗料の臭いでご迷惑がかからないように防炎・防塵シートで全面シート養生しました。
ちょこっと寄り道 (^^ゞ
養生シートってめっちゃいろんな種類があるんです。
よく見かけるのは、ブルーシートと呼ばれる災害の時なんかでもよく見かけますが、今回使用した防炎・防塵や、防音なんかもあります。養生ボードになると対衝撃性・耐荷重性に優れたものもあります。いろいろあるからこそ、その時の現場や作業に応じて適切なものを選びます。
本体塗装工事
▼塗装前 現状▼
▼ケレン作業▼
▲上塗り1回目▲
▼上塗り2回目▼
膜厚検査で性能も保証されます
タンクなどに塗装をするのは、基本「外部からの水分や酸素を遮断し、素材が錆びるのを防ぐため」です。
塗装の厚み、つまり膜厚は薄くてもあつすぎても、その塗料の性能を活かす過渡が出来ません。その塗料が持つ保護性能が適切に発揮される膜厚値というものが決まっています。
塗装前膜厚検査
まずは、現状の膜厚を専用の計測器で計測します。
塗装施工後膜厚検査
施工完了後に同じ場所で膜厚を測り、その差が基準を満たしていることを検査します。
検査報告書
材料会社様立ち会いもと、膜厚検査は行われ、材料外者様から下のような報告書が提出されます。
塗装工事完了
同じようなタンクの塗装工事を前にもご紹介しましたが、現場によって周りの環境も違えば、気をつけることも違ってきます。
その現場に適切な工事を行うために、どんな現場でも必ず事前に現地調査を行います。目で見て、触って確かめて・・・・・て大事なことなんですよね。