駅ビル屋上の足場仮設工事
物件住所:大阪府豊中市
工事期間:平成27年1月
(搬入1日・組立2日・解体2日・搬出1日・モルタル工事1日)
施工内容:足場仮設工事・左官工事
いつもお付き合いさせて頂いていますお客様より、豊中にある駅ビル屋上のタンク取替工事をするための足場を組んでほしいとのことでした。
ビルの営業時間があるので夜中に足場材を搬入搬出し日中に足場を組んでほしい、とのこと。
なんせ、駅ビル。こんな狭い通路を使って、足場の資材を運ばなくてはなりません。しかも夜間作業。
▼資材搬入経路▼
▼資材搬入経路▼
そして、足場の材料はこれらの狭い通路とエレベーターを使わなくてはならない、というなかなか過酷な現場でした。
こんなことに工夫しました
1.エレベーターに入るサイズの足場材の使用
そうですね、普段使用する材料は長いものが多いのですが、運びやすく狭いエレベータにも収まるサイズにしました。組立の作業はだいぶ手間が増えますが、この現場に見合った材料の選択です。
▼足場材 短いものを多数使用▼
▼足場材 運びやすく小分け▼
2.建物に傷がつかないよう、養生し搬入・搬出。
狭い通路ですからねぇ。運んでる途中で傷を付けてはいけません。キチンと養生して搬入します。
▼養生中▼
▼足場材 搬入▼
こんな少しずつ職人さんが運んでいます。しかも、昼間はお店の営業があるので、一晩のうちに全ての材料を運び入れ養生も一旦撤去。
3.タンク解体・組立の際に作業がし易い足場の組立。
▼足場施工前▼
▲足場施工後▲
そして、タンクの解体組立の際に、作業がやりやすいような足場にしました。
解体・撤去も効率よく
タンクも綺麗になり、いよいよ足場解体です。
足場もバラバラに解体して、整理して。
またしても、あの狭い通路を少しずつ運んでいきます。あーしんど。もちろん、搬出もビルの店舗の営業が終わってからの夜間作業です。
職人の方々、ご苦労さまです。
段取りって大事です
現場での工事の効率などは、段取りの良し悪しに大きく左右されます。段取りよく工事する為に、現場での管理は重要な工事作業の1つです。
その為当社は現地確認・現地調査をしっかりと行い、綿密な打合せを大事にしています。
おかげさまで、今回の足場仮設工事も屋上まで足場材を運ぶのに距離があり大変でしたが、連携を取り効率よく搬入搬出する事が出来、無事何事もなく工事を終了する事が出来ました。
今回の工事のように、『搬入・搬出経路が狭い』や『経路を通れる時間に制限がある』や『工事場所が狭い』など、様々な懸念事項がありましたが、その場所・その工事に適した安全性や作業性を考ていきますので、安心して大阪の城東区にある当社、シュウケン工業にお任せださい。