高架水槽 塗装工事(大阪市東淀川区)
物件住所:大阪府大阪市東淀川区
工事期間:平成22年1月~2月
工事内容:足場仮設工事 高架水槽(鉄タンク)塗装工事
気づかないところに損傷が
下の写真をご覧ください。パッとみたところでは特に悪いところがあったり、壊れているようには見えませんよね。
ところが、下からは見えないところがこんなにもダメージを受けていました。
塗膜が膨れてしまっていたり
塗膜が膨れたところが剥がれ落ちていたり、また剥がれたところがおもいっきり錆びていたり
他にも錆が出ていたり
とまあ、こんな具合に現地調査をしたところ、早急に対処しないとタンク本体に影響を及ぼしかねないような損傷が沢山ありました。
早速、工事の段取りのご相談をして、施工にとりかかりました。
適正な塗装工事施工方法の検討
今回の塗装工事のご依頼では、長期間工事をしていないことと、タンクが鉄製であるということで、錆の腐食による塗膜の膨れや錆の進行が激しかったので適正な施工方法を十分に検討した結果、塗膜の膨れ・錆の除去を徹底的に行うことにしました。
徹底的な研磨・清掃
この後に行う塗装を長持ちさせるためにも、完全なる塗膜の除去・錆の除去が重要になります。もちろん手作業ですが、職人さんが丁寧に時間と手間をかけて研磨し、清掃します。
タンクの右の方に写っているのは足場です。高い場所にある高架水槽なので、もちろん足場をたてて、飛散防止シートも取り付けての作業です。こんな高いところから、色々落ちたり飛んだりしたら大変ですから。
錆の進行を食い止めます
塗膜の膨れを除去したところと塗膜が残っているところの段差の修正にもなるため、錆びているところだけの錆止めとタンク全体の錆止めの2回錆止め塗装をしました。
蓋の部分だけをまず錆止します。
▼錆部分のみの錆止▼
その後に、全体の錆止め塗装をします。
錆止め塗装をしっかりした後は、上塗り塗装を2回施工、表示スッテカー貼り、そして足場を払い完了です。
仕上がりはこんな状態
▲近くで見た仕上がり状態▲
▼遠目からの仕上がり状態▼
高架水槽の塗装工事を終えて・・・
今回の塗装工事を施工し改めて思った事は、見た目何もないから大丈夫とかで放おって置くと、実際の工事の際にお客様の工事金額の負担も大きくなります。それを少しでも軽減し長持ちさせる為には定期的な調査が必ず必要となります。建物には目の届きにくい箇所がたくさんあります。悪くなる原因のほとんどは専門の業者でないと解らないことがほとんどです。そうなる前にも必ず早めに調査をしてください。当社は相談・調査・見積もりは全て無料で行っておりますので、お気軽にご連絡お待ちしております。