マンション大規模改修工事(兵庫県尼崎市)
物件住所:兵庫県尼崎市
工事期間:平成21年11月~12月(約60日間)
施工内容:外壁・タイル・屋根・鉄部・外構 の塗装工事
関連業者:塗装工事業者
大規模改修での重要事項は、徹底した調査と綿密な打ち合わせ
大阪のお隣りの市、尼崎市にあります築10年のマンション改修の塗装工事です。
年末ということもあり、年内に工事を終了させたいとの、お客様の要望にそうように努めました。当社としましては、塗装工事のみを請け負いましたが、塗装以外の工事を担当する全業者様と徹底的な打ち合わせを行い工事を進めていきましたので、スムーズに工事がお客様のご要望どおり年内に収める事が出来ました。最終の検査も何事も無く、お客様にも喜んで頂けましたので、工事業者としましても嬉しい限りです。
また、他業者様(防水工事・内装業・足場業等々)との連携工事により当社も色々と勉強させていただきました。
各種塗装工事の工程のご紹介
一概に塗装工事と言っても施工する場所により、施工の内容も違えば、使う材料も違ってきます。
今回の大規模な修繕工事で行った全ての塗装工事を載せるわけにもいかないので、分かりやすい、場所についてご紹介します。
外壁(妻壁)塗装
現状→パターン塗布→塗装1回目→塗装2回目→完了
の工程の写真です。マンションの外壁は、写真のように足場での作業になります。どこの改修業者様でもそうなのですが、我がシュウケン工業でも常に安全第一での作業を常に心がけています。
また、右側のカーテンみたいなものは足場に掛ける飛散防止シートです。駐車場の車や、周辺住民の方の洗濯物に塗料が飛んで行ったりしたら大変です。台風や風の強い時は作業終わりにまとめないといけないので面倒ですが、修繕工事には必需品です。
最初の工程はパターン塗布です。
外壁塗装においては、下塗りと位置づけられています。材料は密着性の高い可とう性の塗材を使用しました。
続いては上塗り作業です。
ここでは、撥水性が高く、汚れもつきにくいウレタン系の塗料を2回に分けて塗布します。
完了です。
下の写真では少しわかりづらいですが、パターンの違いも見分けられないくらいキレイに仕上がっています。
廊下の外壁タイル塗装
現状→ブラッシング洗浄→塗装1回目→塗装2回目(クリヤー)→完了
の工程の写真です。
廊下の壁ですが、外側なので足場作業になります。安全第一!
外壁をブラッシング洗浄します。
タイルの表面の汚れを薬品を使いブラシで丁寧に落とします。この工程が後の耐久性にもつながります。
外壁の上塗り作業です
タイルの模様をそのまま活かして長持ちするように耐防水性の光沢のある保護液を2度塗ります。
保護液を塗り、外壁塗装の完了です
保護液も2回塗り終わり、綺麗になりました。
鉄部(分電盤)塗装
現状→ケレン→錆止め→塗装1回目→塗装2回目→完了
の工程の写真です。
分電盤の現状です
鉄製の扉も、年数が経つと汚れが目立ちます。
まずは、ケレン作業にて錆や汚れを丁寧に落とします。
ケレン作業を丁寧にした後、錆止めの塗料を塗ります。
錆止め塗料塗布後、上塗りを2回に分けて行います。
これで完了です。
他にも、マンション改修工事の事例は多数ありますので、こちらもご覧ください。